なぜスノースクートは簡単に乗ることが出来るの?
一番の特徴は、足だけではなくハンドルでも操作を行うため上半身のバランスが取りやすいことです。
スキー、スノーボードは足元で滑走用具が固定されているため、下半身の動きに合わせ上半身のバランスを取りながらコントロールすることが必要ですが、スノースクートではハンドルを握っているため非常にバランスが取りやすく、上半身と下半身のコントロールが容易にできることが特徴です。そのおかげで、はじめて乗る一本目でも、比較的簡単に滑ることが出来るのです。
ターン時の操作性もわかりやすく、スキー、スノーボードは荷重移動もエッジングも足のみでアウトプットしますが、スノースクートの場合は、ターン初期は手で軽くハンドルをきることによりきっかけを作り、荷重移動は足で、というように行うのでタイミングが取りやすく、短い時間で感覚を掴むことができます。スキー、スノーボードが難しかったのであきらめた方や飽きてしまった方、また、自転車やバイクなどハンドル付の乗り物が好きな方にはぴったりです。
もちろん、上級コースを滑ったり、高度な技や滑走をするには、他のスポーツ同様に練習と慣れが必要で、奥が深く、楽しみ方は無限大です。
上級者には、レースやフリースタイルの大会に出たり、写真や映像を残すなどして、楽しんでいるライダーが多くいます。
また、パーツを付け替えて自分なりにカスタマイズしたり、複数のボードとフレームの組み合わせを試したりできるのも、他のウィンタースポーツにはないスノースクートならではの魅力のひとつです。