What’s Snowscoot?

スノースクートとは?

スノースクートは、フランスのBMXライダーにより考案され、1991年から製品として販売されているウィンタースポーツギアです。自転車に乗るような感覚で、ハンドルを使った操作で雪山を駆け抜けることができ、スキーやスノーボードと違った楽しみもあります。ユーザーの方々の中には、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ経験者はもちろん、2輪スポーツ(BMX、MTB、モトクロスなど)をされている方も多くいます。

2時間程の基本練習ですぐにコツを掴めるので、普段はスポーツをされない方でも気軽に楽しまれています。小学生ぐらいのお子さまからご年配の方まで、男女問わず皆さまに楽しんで頂けるスポーツギアです。

スノースクートとは?

なぜスノースクートは簡単に乗ることが出来るの?

一番の特徴は、足だけではなくハンドルでも操作を行うため上半身のバランスが取りやすいことです。
スキー、スノーボードは足元で滑走用具が固定されているため、下半身の動きに合わせ上半身のバランスを取りながらコントロールすることが必要ですが、スノースクートではハンドルを握っているため非常にバランスが取りやすく、上半身と下半身のコントロールが容易にできることが特徴です。そのおかげで、はじめて乗る一本目でも、比較的簡単に滑ることが出来るのです。

ターン時の操作性もわかりやすく、スキー、スノーボードは荷重移動もエッジングも足のみでアウトプットしますが、スノースクートの場合は、ターン初期は手で軽くハンドルをきることによりきっかけを作り、荷重移動は足で、というように行うのでタイミングが取りやすく、短い時間で感覚を掴むことができます。スキー、スノーボードが難しかったのであきらめた方や飽きてしまった方、また、自転車やバイクなどハンドル付の乗り物が好きな方にはぴったりです。
もちろん、上級コースを滑ったり、高度な技や滑走をするには、他のスポーツ同様に練習と慣れが必要で、奥が深く、楽しみ方は無限大です。
上級者には、レースやフリースタイルの大会に出たり、写真や映像を残すなどして、楽しんでいるライダーが多くいます。
また、パーツを付け替えて自分なりにカスタマイズしたり、複数のボードとフレームの組み合わせを試したりできるのも、他のウィンタースポーツにはないスノースクートならではの魅力のひとつです。

リフト乗車も簡単です

リフトに乗るときも、特に難しいことはなく、ハンドルを持ちスノースクートにまたがったまま、フットストラップに足を入れた状態で乗車することができます。乗車中も、手だけで支える訳ではないので、極端に重さを感じることもなく、女性の方には厳しい、なんてこともありません。
※リーシュコード(流れ止め)、フットストラップがついていることを前提にリフト乗車が許可されているスキー場がほとんどです。リーシュコード、フットストラップは必ずつけてリフト乗車、滑走をしてください。(完成車・フレームに付属しています。)

リフト乗車も簡単です

エッジで安全に止まる、
曲がるができます

スノースクートにはブレーキがありません。というと驚かれる方が多いですが、スキー、スノーボードと同じような感覚で、体重移動とハンドル操作によりボードのエッジで曲がる、止まるのコントロールをします。
エッジは自転車のブレーキ以上の制動力がありますので、しっかりコントロールできれは怖いことはありません。まずは、すぐに止まれるような緩やかな斜面から、ゆっくり滑ってみましょう。

安全に止まる曲がるができます

日本国内の80%以上の
スキー場で滑走可能です

滑れるところが少ないと思われがちですが、スノースクートは日本国内の300か所以上のスキー場で滑走可能になっており、滑る場所に困ることはほとんどありません。
※一覧リストはAREAページにてご確認ください。

日本国内の80%以上のスキー場で滑走可能です

どんな服装がいいの?

ウェアやゴーグル・グローブ等はスキー、スノーボード同様の装備で問題ありません。ブーツはスノーボードブーツやスノートレッキングシューズなどが適しています。フリースタイルをやりたい方には怪我防止のためにもスノーボードブーツがおすすめです。(スキーのハードブーツは向きません。)
また、安全のためにヘルメットやプロテクターも着用しましょう。特に、膝がフレームに当たることもあるので、膝プロテクターは必ず着用されることをおすすめします。滑走時はリーシュコードを必ずつけてください。

スノースクートの服装

持ち運びも意外に便利です

ボードを外して専用のキャリーバッグに入れればコンパクトに持ち運ぶことができます。 フレームとボードが簡単に着脱できる、SAS(スマートアタッチシステム)搭載のモデルなら、より便利です。
バッグにはホイールもついているため転がしながら移動可能で、空いたスペースにはウェアやブーツなども一緒にいれることができます。
※キャリーバッグは別売りになります。

スノースクート持ち運び